金融リテラシー
先日、保険代理店に勤める友人が来て、社内で金融リテラシー講座を開いてくれました。「金融リテラシー」という大層な名前のわりにそこまで高度な話ではなく、「お金ってなに」「投資とは」あたりから話が始まり、N I S A やiDeco、保険などの話でいったん終わります。スタッフもがっきー社長も「なるほど〜」と聞きながら、これはお金のことを考える時間ではなく、何を大事にするのか、という生き方を問われているように思いました。つまり、お金はあくまでも手段の一つであって、その先に「何をしたい」という行動が付属しないとさして意味がないのです。人生を考える上で「意味がない」というのは本当に悲しいことで、自分の人生がそうなってしまわないように日々怯える今日この頃…。
とはいえ、老後●千万円必要、物価も高騰中、年金も当てにできないとなると、自分の老後の生活のためだけのお金にすら十分でないような社会では、ただ目的もなく「増やしておかないと困ってしまう」という不安だけが投資のモチベーションになってしうまうのもまた悲しい現実です。「宝くじが当たったら何に使う?」という質問を投げかけ合ったことは誰しもあると思いますが、単に「老後を生きるために使う」だけでは夢がありません。
老後の何が心配?
先日、弊社のクライアント企業の社長と対談させていただきました。人生120年時代になるにあたり、人はその努力や生き方次第で最後まで健康でいられる、というのです。事実その方は70歳を超えてもまったく元気で、ちっとも衰えを感じさせません。さすがは漢方サプリメントを扱う会社の社長、その会社のサプリメントや独自の健康法を実践・実証しています。「老後はからだが不自由になって、寝たきりになってしまう」と私たちは結構な確率でそうなることを予想し、怯えています。「そうなったとき困らないようお金を貯める」人も多いでしょう。しかし、この社長さんのように死ぬ間際まで健康であるなら、その心配はそれほどしなくても良い、ということになります。
お金を稼ぐ目的は
先日、キリスト教の牧師と話をさせていただきました。よく宗教団体というと、悪どく信者からお金を巻き上げ、自分達だけいい生活ができるようもくろんでいる、という目で見られがちですが、少なくとも私の会ったその牧師や周りのスタッフの仕事のモチベーションはお金ではありません。聖書のメッセージを多くの人に伝え、改心してもらいたい、というのが願いです。貨幣経済で生きているので、彼らにも生活のお金は支給されていますが、お金を増やしたくて仕事をしているわけではないのは確かです。
仕事の目的はお金だけなのか
先日、某車のディーラーに点検整備に行きました。新しい担当のサービスマンは愛想も良く、気さくなインテリ、といった人でした。彼は今後の点検のために「メンテナンスパック」という10万円以上するサービスプランを提案してきました。でも車が趣味のがっきー社長からしてみると、そのメンテナンスの内容はオイル交換やブレーキパッドの残量を点検するといった、普段から自分でやっているような内容でしたので「このディーラーは家から離れているので、ここでしか直せないような故障を抱えた時にお願いします」といってそのメンテナンスパックをお断りしました。彼は笑顔でテーブルから去っていきましたが、その後車の点検をしている間の2時間、がっきー社長とはいっさい会話もせず、帰りがけも挨拶すらしてくれませんでした。きっと「お金のためだけ」に仕事をしているような人だったのでしょう。
綺麗事を言いたいわけではないが
ここ何日かで多くの人に出会い、お金について考えさせられました。ちょうど会社の決算期だったこともあり、いろいろな考えが頭を巡った気がします。一部の人を除き、多くの人はお金のためだけに仕事をしているわけではない、と感じています。なんとなく世の中が功利主義というか、仕事=お金のよ
うにしか考えられない人が多くなってきている気もしますが、少なくとも弊社のクライアントはそうではない。仕事を通して、多くの人の幸せに貢献したいと願い、その対価としてお金をいただく、というシンプルなビジネスモデルです。「何をキレイ事を」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、ある程度長く会社を経営されている社長さんは、想像以上にまっすぐで誠実な方が多いものです。そうでなければ、誰からも支持も共感もされず、どこかのタイミングで愛されない会社になっていくはずです。
仕事が好きなことと、お客さんが好きなこと
弊社に置き換えると、デザインや絵のノウハウを、クライアントの仕事に貢献させ、喜んでもらいたい。かつ、単純に美しく、キレイなものを生み出して、見る人全員に楽しんでもらいたいというのが願いです。お金なんかいりません、とは言いませんが(笑)、一番の目的は喜びを生み出したい、ということになると思います。また、クライアントの扱う商品やサービスへのリスペクトも大事です。それらを魅力的に表現できてこその商業デザインですから、その売上は我々にも還元されると言えます。お互いの仕事に価値を見出し、尊敬し合う関係でお仕事をさせていただくのが理想ですね。
デザイン絵画教室がひらく絵画教室
大人を中心に大人気!「ルーズスケッチ」
みなさん、ルーズスケッチのSNS広告をご覧になりましたか? 「こういった感じの絵を描きたかった」と、多くの方からご予約をいただいています。ルーズスケッチは基本的にペンで描く線画(ペン画)に水彩絵の具で着彩するのですが、当絵画教室でのルーズスケッチは、どちらかというとペン画に力を入れています。鉛筆の下書きはざっくり数本の線で良いと思っていますが、その後のペン画は骨組みにあたる部分ですので、ここの完成度を上げると、その後の色塗りを多少ミスっても絵のクオリティは下がりません。(グラフィックデザインの組み立て方と同じですね)ペン画は実線(輪郭線)とベタ(黒く塗りつぶす面)の他に、「示唆線」と呼ばれるものが大事になってきます。定義はまちまちであると思いますが、材質や凹凸を表現するための「流れの線」とでも言いましょうか。実際に見てもらうと、その違いがわかりやすいと思います。示唆線が入っていないと綺麗な反面、ちょっと味気ないですよね。逆にこの示唆線、コツを掴むとペン画としての完成度があがるので、色を塗らなくても絵が楽しくなります。具体的な手法が知りたい方はぜひ絵画教室をご予約ください。
もりもりの季節がやってきた!
夏休みといえばもりもり ! 第4弾はアクリル絵の具を使って美味しそうなラーメン描くコツを伝授します。ただいま秘伝の描き方レシピを考案中 ! 大人も子どもも大歓迎です。暑い夏こそ熱々のラーメンを描こう!!
日程:2024年8月22日(木)
時間:第1部 13:00〜(15:00終了予定)/第2部 16:00〜(18:00終了予定)
場所:永代地区集会所(門前仲町駅より徒歩約5分)
●永代を楽しむサイト 「永代みたい」をもっとみたい!
巽橋、もうすぐ完成!?
数年工事が続いている巽橋。ようやく新しい形が見えてきました ! こんなに小さな橋の掛け替えもこれだけ大変な作業なんですね。車の迂回ルートがかなり遠回りなので、完成が待ち遠しいです。
↓↓ 永代の日常Instagram更新中♪ ↓↓
●永代グッズの専門店「ei+ai」
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●デザイン絵画教室がひらく絵画教室だより
6月の課題
「草原を描こう」
映画のワンシーンのような爽やかな草原を描きました !同じ草原でも、出てくる動物や建物によってみんな違った物語になっていますね。広い草原にするために、遠近感を考えながら草や建物を描きました !
草原に動物が1匹。お話しの世界みたいです !草 原や空の色もきれいです。
草花や家、一つひとつ丁寧に描けました !草原からひょっこり猫がかわいい !
クローバーの草原と学校、素敵な場所です。光と影の表現もばっちり !
ビビッドな色合いが目をひきます !描き方もくっきりしていて印象的 !
木にカブトムシを発見 ! 男の子がとっても素敵な笑顔ですね !
ピンクのおうちがかわいい !草 もしっかりと遠近感が出せています。
●デザイン絵画教室がひらく絵画教室だより〜大人編〜
大人クラスでは、好きなモチーフを好きな画材で描いたり、基礎から学んだり、お子さまと一緒に参加されたりなど、一人一人に合った授業を行っています。
大好評のルーズスケッチ。いろいろな景色を描いてみましょう。デジタルも素敵ですね
いろいろな色を使ってやさしい雰囲気の猫が描けています。
●最近のできごとぽろぽろ
猫のお客さん
ある日突然猫がふらっと会社に入ってきて、慣れた様子でしばらくオフィスを探検すると、またふらっと帰っていきました。甘え上手な猫でとても癒されました!
金融リテラシー講座
ファイナンシャルプランナーの里さんによる金融講座を受けました。実はみんな気になっていた投資や保険、お金を働かせる方法を丁寧に教えていただきました。
研修旅行計画
6月末に行く社員研修の計画を立てました ! 今年は沖縄の古宇利島へ行きます。社員みんなででかける機会はなかなかないので、楽しみです !
●杉並みんなの食堂レポート
6月11日
「ルーローハン」
6月は台湾料理の「ルーローハン」でした ! 来てくださる方の年齢層も広がり、子どもたちとスタッフの交流も見らるようになりました。みなさんが和やかに安心して過ごせる場所になってきた気がします。
■スタッフの声■
暑くなり、夏が近づいてきました。テンションがあがりますね! 今夏の絵画教室もりもりも楽しみです! ( 中村)
「千と希の設計図」バックナンバーはこちら!
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