●コーヒーは苦くて苦手
よく食べ物について「○○が苦手」という話をすると、「それは本当においしい○○を食べてないからそう言うんだ」と返されることがありますが、私の場合、殊コーヒーに関してはその通りでした。つまり「本当においしいコーヒーを飲んでいなかった」ということです。それまではコーヒーといえば苦い飲み物で、紅茶ばかり飲んでいました。
そもそもおいしいコーヒーとはなんなのか、個人の好みではないのか、という疑問があります。これはまず豆の段階で大きく4グレードに分けられているようです。
上図の頂点にいるスペシャルティコーヒーが良質なコーヒーということになりますね。私はこれを飲んでいなかったのです。スペシャルティコーヒーは頂点ではありますが、一般人が手に届かないようなものではありません。スターバックスなどで出されているコーヒーもこのランクです。
当社スタジオで撮影したコーヒーのシーン
味はほぼ豆で決まる
焙煎や抽出も、コーヒーの味を左右する大きなポイントではありますが、生産者でない私たちは、豆の品質には手を加えることができないので、後工程に拘らざるをえない、という事情もあります。しかし、その味の決め手になるのはやはり豆そのものだそうで、その産地や銘柄で価格が違うことからも理解できます。
コーヒーについて、その製法や成り立ちなどをいろいろ教えてくださったのは、弊社のクライアントで、創業100年を超える会社の社長さまです。世界各国のコーヒー農園に足を運び、現地でカッピング(試飲)して豆を仕入れるスタイルを貫いているその方は語学も堪能で、コーヒー農園主の方との交友関係も広く、お話を聞いているだけであっという間に時間が過ぎてしまいます。
国によって違う豆の味
コーヒー生産国は中米、南米、アフリカ等、赤道付近の国々に集中しています。しかし、国の数に比べてコーヒーそのものの種類は少なめです。それらが各国の土壌や気候で育つと、それぞれに違った味が出来上がるというのですから不思議な話ですね。わたしは個人的には中米のコスタリカ産のコーヒーが美味しいように感じました。
▲撮影の時はいつも新鮮な豆を使います。
グラインダーで挽き、ペーパーフィルターで抽出
豆を選んだら、ここからはこだわりの世界です。自分好みの挽き加減で、ペーパーフィルターから落とし込みます。フレンチプレスも試しましたが、ペーパーフィルターが自分の好みのようです。お湯を注ぐその瞬間、なんともいえない香ばしい香りが部屋を支配するので、オフィスでもこの瞬間はとても楽しみです。当然手間はかかりますが、慣れれば1分ほどで豆からコーヒーが出来上がります。
最初はお仕事として、コーヒーに関わっていましたが、知らぬ間にコーヒーを飲むのが楽しくなっていました。もちろん仕事としても、コーヒーをより素敵に魅せる方法を日々模索しつつ、さらにおいしいコーヒーに出会いたいと思っています。
●永代を楽しむサイト「永代みたい」をもっとみたい!
beyond2020に承認されました!
先月号で申請中とお知らせしていた「beyond2020プログラム」。なんとこの度、弊社が運営する「えいたいみたい」が、プログラムのひとつとして承認されました! 手探り状態から始めた活動だったので少し不安もありましたが、永代の街並みや楽しさをもっとたくさんの方々に見ていただけるようになるんだ…と思うと、スタッフ一同嬉しい気持ちでいっぱいです。
文化庁が運営する文化プログラム
このプログラムは文化庁が管理しており、「日本の強みである地域性豊かで多様性に富んだ文化を活かしながら、次世代・海外に誇れる活動を展開していこう」という取り組みのひとつです。
弊社の一階で運営している絵画教室も同時に承認していただきました。付与されたロゴマークの重みを噛み締めながら、地域との繋がりを大切に、より一層魅力的なサイトを目指し精進していきます。
日本全国の文化プログラム紹介サイト
「culture NIPPON」
みんなが参加する為の47都道府県プログラム
上記サイトにてご紹介いただいています。
文化芸術イベントに関する情報が満載のページをぜひご覧ください。
●デザイン絵画教室がひらく絵画教室だより
10月の課題
「トリトリバスケット」
「トリック・オア・トリート !」からもじった「トリトリバスケット」。ハロウィンで手に入れたお菓子を入れるのにピッタリな小物入れを作ってもらいました。ひとつの物を作るのにどれくらいの毛糸を使っているのか、一本の毛糸から編んでいく事の大変さが学べたのではないかと思います。フェルトを切る際は細かな作業も多く、ハサミの扱い方の練習にもなりましたね。
骨組みに、毛糸をジグザグ編み込んで…。▲
●最近のできごとぽろぽろ
看板シール張り替えました
扉に貼ってあった看板シールを新調しました。張り替えはシール剥がし剤を吹きかけてゴシゴシ…。綺麗になって見栄えが良くなると気持ちが良いですね。暫く一階がシンナーの香りで充満してしまったのはご愛嬌 !!
マウスの充電スポット
毎日忙しく働いてくれているマウスたち。ご飯食べる(充電)ためのお家を作ってみました♪ひとつひとつの置き場所が、ちょっと昭和レトロな雰囲気で可愛いです。
救急箱ができました!
今まで有りそうで無かった救急箱 !! とうとう弊社にも来てくれました。絆創膏や常備薬は勿論、爪切りやホッカイロ、サニタリー用品まで…。まるで某猫型ロボットの万能ポケットのような品揃えになっています。
みんなでお餅大量消費
撮影させていただいたお餅が山盛りに…!! 暫くの間、スタッフのお昼ご飯やおやつに大活躍してくれました。トッピングはきなこや砂糖醤油などなど。ちょっと早いお正月気分を味わっちゃいました。
■スタッフの声■ スタッフのほとんどが20代の女性なので、私たちやこれからの時代に合わせた環境作りをしていただけてとても有り難いです。もっと素敵な会社にしていけるよう、私も微力ながら頑張ります !!(篠崎)
「千と希の設計図」バックナンバーはこちら!
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